2021年5月31日月曜日

動詞タイプ4:verbityyppi 4

 Moikka!


引き続き、動詞タイプの紹介です。

今回はverbittyyppi 4:preesens muoto、ここで折り返しに入りますね。


・Verbityyppi 4:基本形の語尾= 母音:vokaali*+ -ta/tä (*i,eを除く)

 → vartalo:語尾の-ta/tä”→”a/ä”に変えたもの


 例1:siivota(掃除する)

  → vartalo: siivoa- 

 Minä:siivoan 

 Sinä:siivoat

 Hän: siivoaa 

 Me: siivoamme 

 Te: siivoatte  

 He: siivoavat


例2:luvata(約束する)

  → vartalo: lupaa-

 Minä:lupaan   

 Sinä:lupaat

 Hän: lupaa  

 Me: lupaamme

 Te: lupaatte

 He: lupaavat


1.他の動詞タイプでも共通する点 

こちらも前回までと内容は同じですので、詳細はverbityyppi 1、2の投稿をご確認ください。

今回、siivota→vartalo: siivoa-の"oa"は二重母音ではないため、Hänのpersoonamuotoは、"Hän siivoaa"と"a"が伸びる形になっています。

一方、luvata→vartalo: lupaa-はすでに"aa"の長母音であるため、Hänのpersoonamuotoはこれ以上母音が伸びず、vartaloそのままの形になっていますね。


2.verbityyppi 4の特徴

例2:luvataのように、nomminatiiviがkpt-vaihteluのheikkoの形になっているもの…これはverbityyppi 3の特徴と同じように、次のルールが追加で適用されます。

nominatiivi:kpt-veihteluのheikkoである場合vartalo含むすべてがvahvaの形になります:käänteinen kpt-vaihtelu(逆kpt-vaihtelu)ですね。

例のluvataであれば、kpt-vaihteluが”pp - p - v"とあり、"v"がもっともheikkoの形ですので、1つ上の強い"p"に置き換わり、vartalo: lupaa- となります。

ここで、siivotaも"v"があるのでkpt-vaihteluが適用されるのでは?と気づかれた方、素晴らしいです!

verbityyppi 4でkpt-vaihteluが適用されない例外があり、それが今回の例の"siivota"と、"avata(開ける)"です。

例外…ときくとちょっとうんざりしてしまいそうですが、やはり例外をおさえておく…のが一番いいのかなと思います。


さて、今回の内容がわかるようになると、たとえば次のような文章の動詞を作る・理解することができます。下線の部分が動詞です。

Haluatko sinä mennä ostoksille? (nominatiivi: haluta) 

 (あなたは買い物に行きたい?)

・Minä pelkään pimeää. (nominatiivi: pelätä)

 (私は暗闇が怖い)


次回は動詞タイプ5ですね。ようやく終わりが見えてきました~。


それでは、Nähdään!



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